2006年05月29日
「型」にはめて、論理思考を量稽古
現在、様々な論理的思考法やディベート関連の本が出ているが、こういった本を読んだり、学んで行く中で感じることがある。
これらの本を普通の人が読んで、日々の生活の中で役に立つ思考力を身に付けられるだろうか、という疑問だ。
こうした疑問に対する答えとして、著者はこの本を書き始めたようだ。
これは、以前NEROさんが問題提起している
「考える技術書く技術」を読んで「MECEって今は使えないけれど、言わんとしているところはわかる」という人は別に苦労はないんですが。問題は、「考える〜」を読んで「難しくてなんだか良く理解できない」という人にどう教えるか、というところなんですね。
にも、関連してくると思う。
本で読んで、わかったと思うだけでは、論理思考は身につかないという話は、以前もしたが、そうした問題点をクリアして、論理思考法を身につけるメソッドとして、著者は、「型思考」を提唱している。
これは、自分の意見を口にするときに、考えをまとめるための「メモの型」、意見を言う時の「論述の型」を活用しようという提案。
理路整然と意見を言うために、必要な項目が列記されている型というものを思い出す。その型に当てはめて、自分の考えをまとめることで、論理的に思考する癖がついてくるという仕掛けだ。
■自分の考えをまとめるメモの型(3WHAT3W1H)
1WHAT それは何か?(定義)
「そもそも○○○とは、×××」
2WHAT 何が起こっているのか?(現象)
「今、起こっているのは、○○○」
「今、問題になっているのは、○○○」
3WHAT 結果として何がおこるか?(結果)
「このままでいくと○○○」
1W なぜ起こっているか or なぜ好ましくないか or なぜ好ましいか(結果)
「なぜ、そのようなことが起こっているかというと、○○○」
「それが、なぜ好ましくないか(好ましいか)というと、○○○」
2W それはいつからか。以前は?(歴史的状況)
「かつてはどうだったかというと、○○○」
3W どこでそうなのか。他の場所では?(地理的状況)
「ほかの国(地方・組織)はどうかというと、○○○」
1H どうすればいいか?(対策)
「どうすれば改善できるかというと、○○○」
■論述の型
1主張表明 私は、○○○と考える
2意見提示 確かに×××だ、しかし、○○○だと思う。
3論 拠 なぜなら、○○○だから。
4結 論 このようなわけで、○○○と考える。
論理的に話をするときには、この型にはめて、考えて、話をする習慣をつける。
これは直感的に使えると見た。このメモの形で、自分に問いを立てれば、ある意味、オートマティックに考えをまとめることができると思う。
また、「型思考」を口癖(=習慣)にしてしまえば、量稽古になり、自然と論理的な思考ができるようになるだろう。
以前、議事録を書く時になにがポイントなのか考えながらまとめるという話をしたが、会議で出てきた意見を「論述の型」に当てはめて記録したり、会議での問題提起に対して、「メモの型」で自分の考えをまとめたり、「型」をさまざまなところで活用できる。
人に教えるにも「型」は分かりやすい。
この本の著者は、ベストセラー「頭がいい人、悪い人の話し方」の著者でもある。
ホンモノの思考力―口ぐせで鍛える論理の技術/樋口 裕一
これらの本を普通の人が読んで、日々の生活の中で役に立つ思考力を身に付けられるだろうか、という疑問だ。
こうした疑問に対する答えとして、著者はこの本を書き始めたようだ。
これは、以前NEROさんが問題提起している
「考える技術書く技術」を読んで「MECEって今は使えないけれど、言わんとしているところはわかる」という人は別に苦労はないんですが。問題は、「考える〜」を読んで「難しくてなんだか良く理解できない」という人にどう教えるか、というところなんですね。
にも、関連してくると思う。
本で読んで、わかったと思うだけでは、論理思考は身につかないという話は、以前もしたが、そうした問題点をクリアして、論理思考法を身につけるメソッドとして、著者は、「型思考」を提唱している。
これは、自分の意見を口にするときに、考えをまとめるための「メモの型」、意見を言う時の「論述の型」を活用しようという提案。
理路整然と意見を言うために、必要な項目が列記されている型というものを思い出す。その型に当てはめて、自分の考えをまとめることで、論理的に思考する癖がついてくるという仕掛けだ。
■自分の考えをまとめるメモの型(3WHAT3W1H)
1WHAT それは何か?(定義)
「そもそも○○○とは、×××」
2WHAT 何が起こっているのか?(現象)
「今、起こっているのは、○○○」
「今、問題になっているのは、○○○」
3WHAT 結果として何がおこるか?(結果)
「このままでいくと○○○」
1W なぜ起こっているか or なぜ好ましくないか or なぜ好ましいか(結果)
「なぜ、そのようなことが起こっているかというと、○○○」
「それが、なぜ好ましくないか(好ましいか)というと、○○○」
2W それはいつからか。以前は?(歴史的状況)
「かつてはどうだったかというと、○○○」
3W どこでそうなのか。他の場所では?(地理的状況)
「ほかの国(地方・組織)はどうかというと、○○○」
1H どうすればいいか?(対策)
「どうすれば改善できるかというと、○○○」
■論述の型
1主張表明 私は、○○○と考える
2意見提示 確かに×××だ、しかし、○○○だと思う。
3論 拠 なぜなら、○○○だから。
4結 論 このようなわけで、○○○と考える。
論理的に話をするときには、この型にはめて、考えて、話をする習慣をつける。
これは直感的に使えると見た。このメモの形で、自分に問いを立てれば、ある意味、オートマティックに考えをまとめることができると思う。
また、「型思考」を口癖(=習慣)にしてしまえば、量稽古になり、自然と論理的な思考ができるようになるだろう。
以前、議事録を書く時になにがポイントなのか考えながらまとめるという話をしたが、会議で出てきた意見を「論述の型」に当てはめて記録したり、会議での問題提起に対して、「メモの型」で自分の考えをまとめたり、「型」をさまざまなところで活用できる。
人に教えるにも「型」は分かりやすい。
この本の著者は、ベストセラー「頭がいい人、悪い人の話し方」の著者でもある。
ホンモノの思考力―口ぐせで鍛える論理の技術/樋口 裕一
